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破魔弓を購入して贈ろう

⒈破魔弓の特徴

正月などは家族でゆっくりと過ごす方もいるでしょう。
連休になるため自宅で過ごす、家族ででかけて楽しい思い出を作るなどいろいろな楽しみ方があります。
のんびり過ごすこともいいですが、出かけてみることで日ごろの気分転換や家族サービスに時間を費やしてみるのもいいでしょう。

また、正月において、男の子の初正月として破魔矢、破魔弓を贈りお祝いをする習慣があります。
基本的に魔除けや厄払いとしてのお守りで、鎌倉時代などから悪魔を追い出す意味合いがあり、弓矢には邪気を払う力があるという考えが主流です。

そのため、行事や神事などにおいて用いられることも多い傾向がありました。
その後、時代とともに破魔矢、破魔弓の作りが徐々に変化し、豪華になってくることにより飾ることにより魔除けの道具として多くの方に親しまれるようになっていき、現在でも男の子の初正月としてお祝いなどで贈ることが一般的に認知されています。

贈るなら、喜ばれるものを選ぶということも重要です。
破魔弓もさまざまな特徴があるためその特徴をつかみながらどのような弓がいいのかチェックしていきましょう。

⒉材質

まず、木製かプラスチック製かの2択です。
あまり高くないほうがいいという場合には、プラスチック製のほうが比較的安価だといえます。

ただし、光沢などによって安っぽいイメージもあるためある程度しっかりとした贈り物をしたいという場合には、木製を選ぶほうがいいでしょう。
木製の場合には、天然素材という点からも、光沢などはありませんがしっかりとした作り、重厚でかつ高級感があります。

破魔矢を選ぶ際にも、プラスチック素材やニワトリの羽を染めたものを使っているものは、安価であり矢羽が染められていない、本物の鳥の羽を用いられているものはそれなりに高い価格となるのも特徴的です。

⒊サイズ

次はサイズ的な面から選ぶということも重要です。
飾ることになるためそのスペースが確保できなければ贈られたとしても受け取った側が困ってしまうこともあります。

基本的に相手に喜んでもらう、祝うためのものでもあるため贈られた側が困ってしまうような状況ではあまり意味がありません。
相手側の気持ちもよく考えて選ぶ必要があります。

破魔弓の場合には、サイズに関して大型なものもあれば、小さいサイズのものまでサイズに関していろいろと差があります。
近年では、住居に関してそれほど広くない住宅、集合住宅などに住む方も増加傾向にあるため、どちらかといえば飾るという点からいえば小さいサイズを好む傾向もあるのも事実です。

古い民家、武家屋敷など地方などでは土地を持ち、住居に関してもそれなりの広い室内などが多い傾向もありましたが、そのような住居に住む方も少なくなってきている点や男の子の初正月に送るということは比較的若い世代に対しての贈り物としての弓、矢である点から住居的にみてスペースがそれほど広く確保できないのも実情といえるでしょう。

⒋ネット通販ではランキング形式に商品を紹介している場合もある

その他にもさまざまな点を比較してみることで理想的な商品を見つけるということが大切です。
基本的に購入を検討する場合には、直接実物をみてから購入するというのが重要ですが、近年ではネット通販などで買い物をする方も増えてきているため、ネットを通じて破魔弓の情報を集め、通販サイトで画像や商品の説明などいろいろとチェックしてから購入を検討してみるということも大切です。

いくつもの商品の中から選ぶということはいろいろと悩むところでもありますが、ネット通販ではランキング形式に商品を紹介している場合があります。
そのため、ランキングを参考にしてみるというのもいいでしょう。

売れ筋な商品など上位にランクインするため多くの方が購入、注目している商品でもあります。
購入者が多いということはそれなりに特徴がある、評価が高いなどほかの商品に比べて魅力がある商品や価格と商品などのバランスがとれているなどなんらかの優れている点がある傾向が強いのもランキング上位になる理由の一つです。

自身でいろいろと情報を集め納得のいく商品を見つけるということも重要ですが、それでもどれが選んでいいのか商品を絞り込めないという場合には、ランキングをある程度重視してその中から選んでみるということも必要だといえます。

その他にも、予算的な問題もあるでしょう。
いくらまで出せるのかという点からある程度、購入できる破魔弓を絞りこんでみることで、購入する候補を厳選してみることも必要です。

その他にも、贈る相手の住居に関して弓を飾れるスペースがきちんとあるのかどうか、どの程度のサイズならば相手側が喜んでくれるかという点も重要なポイントといえます。

サイズを適当に選んでしまい、相手側を困らせてしまうことのないように、できれば相手の住居に一度行ってみて、弓を飾れる場所などがあるかどうかという点もチェックしておき、それに合わせて購入する弓を決めてみるということも大切だといえるでしょう。

雛人形を飾る理由について

○雛人形を飾る風習について

日本では3月3日に雛人形を飾る風習があります。
3月3日は桃の節句や雛の節句などと呼ばれています。

正式には上巳の節句とされる日です。
この上司の節句というのは平安時代の時点で既に行われていたとされ、当時はひとがたを体で撫でて穢れをうつして海や川などに流していたそうです。

この時に用いられていたひとがたは草や紙などを人の形に作ったものであり、現在の雛人形とは少し異なっています。
子供たちについたとされる穢れをひとがたに移すという、方法で子供の健康を願っていたそのことです。

つまり、ひとがたというのは子どもたちの穢れを請け負う身代わりのような存在でした。
それと同じ時期に平安貴族の女の子たちはひとがたを使ったおままごとをしていました。

その遊びのことは「ひいな遊び」と呼んでいたとされています。
「ひいな」という言葉には「小さくてかわいいもの」という意味があります。

そのことが重なっていくことでひとがたを流すことを「ながしひな」と呼ぶようになったそうです。
ただ、今のようなひな祭りの形式になるのはまだまだ先のことになります。

○ひな祭りが全国的に広まるきっかけは?

江戸時代になってくるとひとがたを作る技術が進歩し、人形という形になっていきました。
するとだんだん人形を川に流すことがもったいないと思われ始めることになりました。

そこで人形を飾る文化が生まれました。
これが現代のひな祭りの始まりとされています。

しかし、あくまで江戸の文化であり全国に広まるには至っていませんでした。
ひな祭りが全国的に広まるきっかけを作ったのは1629年のことです。

1629年に京都御所にて盛大なひな祭りが開催されました。
ここから江戸幕府などでも催されるようになり、徐々に広まっていったのです。
元々は雛人形をかざることによって女の子の不幸を身代わりとして受けてもらうことに由来していました。

○雛人形の処分に関して

そんな歴史を持つ雛人形ですが、様々な事情があって止む無く処分されることもあります。
しかし、その大きさや内容から捨てるのが大変と思われることもあるかもしれません。

そもそも人形を捨てることに抵抗があるという方は決して少なくありません。
そこで1つの方法としてあるのが神社やお寺にて供養してもらうということです。

人形には人の念がこもっていて魂が宿っていると考える方も多いです。
特にひな人形の場合は特に女の子の健やかな成長のために飾るものですので、気軽に捨てることは出来ないというのも自然な感情だと考えられます。

そのため、神社やお寺で供養してもらうという方法があります。
神社やお寺にお問い合わせを行うことで場合によっては郵送で受け付ける仕組みもあるそうです。

出典:雛人形の処分方法|時期はいつ?無料の捨て方・神社での供養も

○楽曲「うれしいひなまつり」の誤りとは?

ひな祭りが一層一般化した背景にはサトウハチローが作詞、河村光陽が作曲した「うれしいひなまつり」があります。
現代においてもひな祭りの時期になるといたるところでこの曲を聴くことになるほど、日本を代表する童謡となっています。

しかし、この曲には誤りがあります。
この曲では男雛をお内裏様、女雛をお雛様と呼んでいますが、実際には内裏雛自体が男雛と女雛を指す言葉となっています。

この誤りの影響は大きく、誤解して覚えている方は少なくありません。
ところが、そのような誤りがあるにせよ、その独特の曲調とキャッチ―な歌詞から高い知名度となっています。

○雛人形の並べ方

人形の並びとしてはまず内裏雛を並べるのが一般的です。
この内裏雛は天皇と皇后両陛下を表しているとされています。

これは内裏という言葉が天皇が住んでおられる場所を指していたこととも一致します。
その次に並べる3人の女性は3人官女と呼ばれます。

この女性たちは宮中に使える女官を表しています。
その次に並べる5人の雛は楽器を持っています。

能のお囃子を奏でて盛り上げているとされます。
ここまでが一般的な雛人形ですが、大きなひな壇では他の役職が追加されます。

追加される役職としては随身、衛士、三歌人などがあります。
ひな祭りが終わっても雛人形を片付けないでいくと結婚するのが遅れるという迷信が広まっています。
もちろん、そのようなことはありませんが、人形の保存を確実に行うために噂が広まったとされます。

○かつては等身大の人形が作られたこともあった

今では小さなサイズのものが一般的ですが、かつては等身大の人形が作られたこともあったそうです。
今の素材でそのようなことをすると莫大な費用がかかります。

かつては簡単に作られたものが多かったのでそんなサイズで作ることが出来ていたと考えられます。
現在においても非常に高額なものから、簡単に作った安価なものまで様々です。

桃の節句であるため、桃の花を飾るケースもあります。
そもそも日本では奇数を陽、偶数を陰と呼ぶ文化がありました。

そのうち、陽の方を良しとする文化があったので1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日の節句が今でも祝われています。
1月の節句が1日でないのは元日と区別するからと考えられます。
七草がゆを食べる文化が今も継承されています。